人前で話したAさん 本番直前の緊張感を見事に乗り越えた方法とは
皆さんは人前で話すとき、緊張されますか?
多くの方は「緊張する」と感じられると思います。
仕事なので緊張は避けられないと思っていらっしゃるかもしれませんね。
こんにちは、千葉市海浜幕張 話す声のボイストレーニング・アミーズVOICEレッスン 講師の関恵美です。
人前で緊張する理由とは
ではもう一つ、質問。
何に対して緊張されますか?
① 目の前にいる人の視線、反応
② 広い場所に1人で話す自分自身
③そもそものプレゼンや原稿内容
結論から申しますと、上手く話そうと無意識に自らハードルを上げ、自らプレッシャーをかけている状態です。
Aさんの取り組み
約1年レッスンを受けていただいているAさんも、もともとお仕事で多くの人の前で話すことが苦痛で、話している最中でさえ「早く終わらせたい」の一心だったそうです。
前回、自己肯定感を持たれたAさんが式典の謝辞を保護者代表として立候補されたことを書きました。
Aさんの意向を受けて、私たちはすぐさま原稿作成に取り掛かりました。
私のアナウンサー、ウグイス嬢の経験を生かしながら、Aさんの「思い」を土台に、より人に伝わりやすい言い回しをご提案していきました。
数日後、Aさんからボイス録音されたものが届き、それを何度も聞き、Aさんにフィードバックしました。
実はこの一連の作業がAさんをまた大きく変化させたのです。
自分の声を振り返るために練習のときに録音します。
何度も繰り返し練習することにより、自分の声を客観的に冷静に判断できるのです。
本番当日は
練習を繰り返したAさんが迎えた式典当日。
自分の時間が来るまでレッスンで行なっている体操、呼吸をしていたそうです。
これよって「本番直前の緊張感よりも、レッスンと同じような状況に自分を置いて練習しているときのように感じました‼️」と嬉しいお言葉をいただきました。
なかでも「口ならし」と呼ばれる舌の筋肉を使うフレーズの覚えていた部分を繰り返していたそうです。
式典のため話した内容が他者から評価されるわけではありませんが、Aさん自身の達成感、満足感に確実に繋がりました。
そして真摯に取り組む母の姿は、子どもたちにも大きく伝わったと強く思います。
ボイスレッスンで変わります
話す声のボイストレーニングで、ご自身と周りの環境が変わります。
あなたも一歩前へ。
見える景色が変わります。
次回は「緊張」とお付き合いの仕方をお伝えしますね
関 恵美
アミーズ音楽教室 話す声のボイストレーニング 講師
この記事を書いた人
愛知県立芸術大学 音楽楽学部声楽科卒業。
アナウンサーとして活躍の後、アメリカに留学。
進学塾、英会話講師、英検受験指導の経験から、子どもたちに音楽と英語を組み合わせた独自のレッスンを行う傍ら、カルチャースクールや合唱団で大人向けの合唱指導も行い、幅広い年齢層の方々に楽しいレッスンを行っている。
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